芯から元気のでる佐野洋子さんのエッセイ
まかり通っている「常識」と思われていることに
なにかおかしいなって思ったとき…
それって常識はずれの考えなのか、自分に確信が持てなくなったとき
間違っていないんだよ、そう思うのは当然ですよと保証してくれて
毎日を過ごしていく上で、芯から元気の出るエッセイだと思いました
<私はそうは思わない> 佐野洋子(著)ちくま文庫
ロングセラー<
100万回生きたねこ><
おじさんのかさ>の作者・佐野さんの生い立ちの回想録がエッセイ風にまとめられています。幼少期から感じてきたこと、疑問に思ったこと、常識への怒りなど…
私たちが、おそらくぼんやりと感じていることを
みごとに言葉にしてくれています
最初の20ページ。読者への質問から始まります
子どものころいちばん悲しかったことはなんですか
子どものころいちばん嬉しかったことはなんですか
男ってどんな生き物だと思いますか
捨てられないものがありますか
そんな問いに、常識的に考えるのではなくて
思うままに佐野さんが生活の中で感じていることを書いておられます
読み始めから、こころのもやもやが晴れていく感じです
佐野さんならではの感じ方の背後には、佐野さんの芯のある生き方があり、それが読者を元気づけてくれます
